楓(カエデ)盆栽も紅葉せず。葉先が茶色になり始めているのは単なる冬枯れの兆候か

カテゴリー 唐楓(トウカエデ)1

通勤途中、家やお店の軒先なでもモミジを見かけますが、結構いい感じに紅葉しているように見受けられます。

それらは盆栽ではなく、シンボルツリー的な大きさ(という言い方で合ってますでしょうか)ではありますが、時期的には関東平野であってももう紅葉する時期ということだと思います。

しかしながら、私のカエデ盆栽は未だに葉を緑色に保ちながら紅葉と呼べるような変化がありません。

カエデに起きた唯一の変化

唯一の変化といえば、葉先が茶色になり始めている点です。

小品カエデ盆栽 紅葉せず 葉先が枯れ始めている

黄色ではなく、茶色て・・・元気がないのかしら・・・

この楓は購入当初、葉焼けによりほぼ全ての葉を失い、そこから元気な緑色の葉を夏に入る頃には取り戻した経緯があります。

その時は「紅葉に間に合った!」と思って喜んだ記憶があるのですが、環境が良くないのでしょうか、紅葉の気配がありません。カエデに紅葉しない品種とかあるのでしょうか?

小品カエデ盆栽 紅葉せず

小さい葉は枯れて落ちてしまいました。

いい加減カエデの品種を特定したい

ちょっと話が変わりますが実はこのカエデ、盆栽園では「ヤマモミジ」という札がかけられ販売されていました。

初めて盆栽園で盆栽を購入するという行為に少し舞い上がっていたこともあり、葉の形状・状態(葉焼け)など気にもとまらずに我が家にやって来たわけですが、あとから写真を見せた同僚に「カエデっぽい」と言われてハッとしました。

色々見回った感じ分類としては「カエデ」に属しそうですが、その先の品種がわからない。

日本産カエデの種の判別を参考に大まかに当たりをつけてみたところ。葉の形を見る限りトウカエデの葉ほど3股のうちの左右の葉が長くないので、

  • ヤクシマオナガカエデ
  • ウリカエデ

のどちらかの可能性が高いと思われました。

ただ、ヤクシマオナガカエデは葉柄(ようへい:葉の一部で、茎・枝につながる柄(え)のような所)が赤い色をしているそうで、そもそも屋久島の固有変種ということで違いそう。

なので、ウリカエデではないかと思っているところですが、3股、あるいは5股に裂けていない葉をまだ見たことがないので、全く違う品種の可能性もあるなと。

参考:カエデ科カエデ属ヤクシマオナガカエデ,学名:Acer capillipes var. morifolium
参考:ウリカエデ
参考:葉と枝による樹木検索図鑑-類似種の見分け方 他:ウリハダカエデ-ウリカエデ-テツカエデ-カラコギカエデ

実や花を見ることができれば、断定出来るのではないかと思いますが、えと、どうしたら良いのやら。

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2016年に狭小なベランダで盆栽を始め、2017年引越しをし、作業スペースが確保できるようになりました!が、まだ高価な盆栽を購入するのは怖いので、素材で色々試して楽しんでいます。

実は、関東の一大盆栽エリアである埼玉県大宮近傍に10年近くも住んでいたにも関わらず、その時は全く盆栽に興味がなかったことが悔やまれます。

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