Mac で複数ディスプレイのフォーカス切り替えがもたつく問題の対処法
OS を Yosemite にアップデートしてから、パフォーマンスが落ちた気がした。
というかまぁそう感じる原因はわかっていて、複数のディスプレイを拡張デスクトップで使っている時に、ディスプレイAからディスプレイBにフォーカスが移動する際、メニューエクストラがバタバタ動くのが原因。
この動きが終わるまでの1秒無いくらいの時間ではあるけれども、入力がキャンセルされる。
※MacBook Air (13-inch, Mid 2012)
※OS X Yosemite(10.10.1)
※Parallels Desktop 8 for Mac
メニューエクストラってなんだ
今日まで知らなかったけども、メニューバー?ステータスバー?の右の方にいる便利なアイコンたちのことを、メニューエクストラ(menu extra)というらしい。
ディスプレイAから、ディスプレイBへフォーカスが移るタイミングで、このメニューエクストラアイコンが何故かバラバラと表示されたり、非表示になったりするんで、パフォーマンスが落ちたなんて感じることに。
Parallels 上の Windows のタスクバーアイコンが表示・非表示を繰り返している
よくよく見てみると、、、今までひとまとまりになってくれていた Windows の通知領域アイコンが、何故か表に出てる。
ひとまとまりになっている図↓
出てきている図↓
この表に出てきているアイコンが、ディスプレイのフォーカスが切り替わる度に動くもんだから、鬱陶しくて仕方がない。
再起動しても元に戻らない。
いや、実は「元」じゃなくて正しい形なもかも知れないけど。
Parallels Desktop 8 からアップグレードしたら直るかもしれないけども、ちょっとそれはハードルが高いというか。
PRAM(Intel ベース Mac は NVRAM という)リセットでほとんど解消された!
色々と調べているうちに、PRAM リセットしたら OS 再インストールしても直らなかったミッションコントロールでの画面切り替えが「カクカク」しているのが直った!という記事を見つけたので試してみた。
PRAM(Parameter Random-Access Memory)と呼ばれる、コンピュータの少容量のメモリでは、OS X がすばやくアクセスできる場所に特定の設定が保存されます。保存される特定の設定は、Mac の種類、および Mac に接続されている装置の種類によって決まります。この設定には、指定起動ディスク、表示解像度、スピーカーの音量、その他の情報が含まれます。
※日本語では PRAM の説明ページしかないっぽい
ということで、その他の情報ってなんだよという感じですが、とにかく試してみました。
- 電源を落とす
- Option + Command + P + R キー を押しながら電源を入れる。キーは押したままにする。
- 「ジャーン」って音がする。結構大きな音。それでもキーは押したまま。
- 「ジャーン」って音がして、再起動する。そしたらキーを離す。すぐ離さないと3回目に突入する。
私は見事にオフィスで3回大きな音で「ジャーン」させたので恥ずかしかったですけど、この手法で直りました!
気にならなくなったけどメニューエクストラを整理したい
外に顔を出していた Windows 通知領域アイコンが消えてくれたのでとりあえず良かったけど、まだ Parallels のアイコンがフォーカスの切り替えに合わせて表示・非表示を繰り返しているんだよね、、これはまぁ昔からだった気がするので仕様なのかもしれないけど。
“外に顔をだしている”通知領域アイコンを非表示にするのではなく、そもそも通知領域アイコンを表示させない設定があった
=>Mac OS のメニューバーから Parallels Windows の通知領域を非表示にする方法
というかそもそもメニューエクストラアイコンを整理したい。Bartender を使って整理したいけど、買う前に、そもそも何勝手に表示されてんだよっていうアイコンばかりなんだけど、どうにかできないもんなんですかねこれ。