セキスイハイムの新築後 半年点検を実施。大手ハウスメーカーは安心?
2017年9月末に自宅が竣工してから半年が経ち、半年目点検の時期となりました。
半年も過ぎると、不具合とまでは言わなくても気になる点が幾つか出てきています。
この点検を機に、その場で調整いただける点については点検時に調整、専門の職人さんを要する場合は後日直していただくということでお願いいたしました。
日程調整の電話
4ヶ月くらい経過した時にセキスイファミエス(セキスイハイムのグループ会社)から電話があり、点検日調整のを行いました。
参考:任せられる安心 | サポート体制 | セキスイハイム
3月、9月は引渡しが多く予定が調整し辛いとのことで、ちょうどその時期が半年・1年目にたる施主さんには早めに連絡をいれているようですよ。
あと、当然と言えば当然かも知れませんが、土日は予約が入りがちなようです。
セキスイハイム DESIO の点検サイクルと保証期間
DESIO と言いつつ、どの商品ブランドでも同じだと思いますが、点検サイクルは最初は短いスパンで、5年目以降は5年毎になります。
セキスイハイム以外で建てた場合でも、当然定期点検があると思いますが、似たようなサイクルになってるんじゃないかなぁと思います。
点検はともかく、気になるのは費用が発生するのかどうか、ですよね。
そこは、部位によって保証期間が異なりますのでそれ次第になるのかなぁと。
保証書に記載されている何点かをピックアップしますと
保証期間 | 対象物 |
---|---|
2年 | 下記以外全て |
5年 | 浴室水漏れ |
10年 | 防蟻処理 |
20年 | 柱、外壁等構造耐力上主要部分の変形、ひび割れ、欠損 雨漏り 著しい基礎の不同沈下、欠損 |
ということで、構造部ではない壁、床、天井、屋根、建具、塗装については、2年しか保証期間がありません。
わりと発生しそうな、建具の不具合や床のきしみ、壁(紙)の仕上げについては、早く見つけて修繕していただく必要がありますね。
点検実施と修繕・調整をお願い
引渡し時にも何箇所か調整はしてもらいましたが、次の幾つかの項目について確認・修繕をお願いしました。
洗面脱衣室の壁紙のつなぎ目
3ヶ月位で既に発生していました。
湿度が高いのでこのようなことが起こりやすいのかもしれませんが、今まで住んだ家でこのような事が起きたことはありませんからね、、
後日専門の職人さんを呼んでコーナーにシーリング剤を打つ予定
造作やり直し時に出来た傷&壁紙の仕上げ
引き渡し後に改修した造作部分なのですが、その際に出来てしまった傷の修繕と、壁紙の仕上げがちょっと雑(写真掲載なし)なので綺麗にしてもらいたいなと。
後日専門の職人さんを呼んで仕上げ直す予定
扉の締まり具合(たてつけ)の悪さ
扉が締まったかなぁと思った後に、最後にグッと引っ張らないと「ガチャッ」と締まりません。
扉の内側(寝室)と外側(リビング)の気温差、室温差で扉そのものが歪むことでラッチボルトがストライクに上手くはまらなくなっていたみたいです。
ストライクの位置を調整することで、不具合はなくなりました。
ストライクの位置は、元々このようなことが起こる前提で、調整できるようになっているみたいです。
壁紙の不自然な段差
引渡し時は気が付かなかったですし、今の今まで気が付かなった壁紙裏の軽微な段差です。
セキスイファミエスさんのチェックにより発見いただきました。
竣工後の近くの扉の開け閉め、地震、温度・室温などによる石膏ボード?の歪みが表に出てきてしまっているそうです。
壁紙を剥がして段差がなくなるようにパテ盛りして修繕していただけるようです。
多分自分で付けた浴槽の傷
浴槽の縁、何をぶつけたのか分かりませんが、爪の先くらいのサイズで欠けてしまっています。
どうやって修正すれば良いのか・・(あわよくば直してもらいたい
浴槽はFRPで出来ていて、表面の塗装がちょっと欠けてしまっているだけなので、性能的には何も問題ないとのこと。
気にしなければ気にならないのですが、、、どうしても直したいのであれば、「黒のタッチアップペン(車の傷などを隠すやつ)で塗った後、マニキュアのトップコートで滑らかに仕上げてみては」とのこと。
うーむ。。
玄関扉の開閉時の音量
ハイムの品名で言うと「スマートフ・オーセンティックG13 桑炭」という YKK AP 製の防火仕様の玄関扉を採用しています。
この玄関扉は耐火扉なので、そもそも重くある程度の音量は仕方ありませんが、開ける時、閉める時どちらも結構な騒音です。
親子ドアになっているのですが、まず子ドアのガタツキを調整。
また、YKK AP から改善されたパーツが出ていたようで、、交換してもらいました。
開ける時の音量は変わりませんが、閉める時の音量は明らかに静かになりました。
その他
その他に水回り、階段、床下基礎、外廻りetc..を確認、細かいボルトの緩みや、建具のほんのちょっとした引っ掛かりなど、その場で調整出来るものは調整しつつ確認していただきました。
賃貸併用住宅の場合 賃貸部の修繕は?
うちは賃貸併用住宅なのですが、当然賃貸部も点検対象になります。
しかしながら、既に賃借人の方が住まわれているので、保証部位の修繕要望は、賃借人からセキスイハイムへ要望を出して頂き、日程を調整いただく必要があります。
不動産屋さんからメールで先に一報を入れていただき、その後セキスイファミエスから賃借人へ手紙にての連絡という段取りにしていただきました。
まだご入居いただいてから半年しか経過していませんので、通例であればあと1年以上は住んでいただけると思いますので、不具合とは言えなくても、気になる点があれば要望出していただけると思ったのですが、、、どのお部屋からも修繕要望は無かったようです。
何も無いなら良いのですが、こればっかりは退去後にファミエスさんに点検いただくしかありませんね。
保証期間内は無料
「ハウスメーカーで建てると高額だ(だから)」なんて言いますが、このレベルの点検・施工を2年間無料で、その後も部位によって20年間無料で対応いただけることを考えたら、品質と安心にお金を払っているのだから納得かもしれません。
一生に何度も家を建てられる人はそうそういないと思いますので、ほんとうの意味で比較できているわけではありませんが、住んでからのほうがメーカーとの付き合いは長いですからね、倒産しないであろうメーカーさんを選ぶのも、一つのポイントだと思います。