サーマルセンサーエラー。FMV-6120MG3 を分解してファン掃除
かれこれ4年以上(現在はサブ機として)使用している富士通のノートパソコン FMV-6120MG3 (HDDが1度故障→交換済み)の調子が良くありません。
ノートパソコンなのにコンセントを繋いでいないと駄目だったり、液晶がだいぶ暗くなってきていたり、変な音がしたりと色々気になる所はありますが、遂に、最近起動時に「サーマルセンサーエラー」と表示されて、「プーッ、プーッ」と大きな音を鳴らし、「F1」を押さないとwindowsが起動しなくなってしまいました。
サーマルセンサーエラー対処法
パソコンの温度制御を行う冷却用ファンのテストで、エラーが発生した場合に表示されるものなので、ファンを掃除してみようという結論に至りました。
多くのウェブページでは修理に出す事を勧めています(当然ですね)が、お金を掛けたくないので DIY で頑張ってみることにします。
ファンにたどり着けるのか
「DIYでもいけそう」と言ったものの、ノートパソコンを分解するのは初めてです。
プラスドライバ(細)、100円均一のヘキサゴンレンチ、プラモデル用ニッパー(謎)という装備で挑戦です。
とりあえず、ユニット類(CD-R/RWドライバ、HDD、BATT)を全部はずして見えるネジをひたすら外していきます。
RGBケーブルのコネクタ部分をニッパーで回すのは大変でした。
次はモニタと本体の稼動部分のパネル(液晶小窓付き)を外します。
その次はキーボード部分を外します。
この部分にネジはなく、はめ込んであるだけでした。
知らなかったんですけど、ノートパソコンのキーボードってペラペラなんですね。
徐々にゴールに近付いて来ている気がします。
ファンまであと少し
フィルムの配線を取り外し、パネルやキーボードをマザーボードから切り離します。
そしてパソコン下面のパネルを外しました。
ここまで外してもまだファンが見えないとは。
(やるんじゃなかった。)
ここから更にフレームを取り除くと・・・
・・・やっと出てきた。
あぁ~ぁ、真っ黒。
ファンの埃を取り除く
とりあえずファンを手動で回してみましたが、なんて渋い動き!
掃除機と綿棒でいじくっていると大きな塊が取れました。
※掃除機を使うと規定回転数を超えた回転をし破損してしまう恐れがあるので掃除機使う人は覚悟してください。
しかし依然渋い動き!
もういいや。
組み立て
分解の3分の1くらいの時間で組み立て完了したんですけどね、ネジ余ってるんですよ。
(組み立て最中に気付いたのに、面倒だからって戻らなかったなんて事実はありません)
また開ける事になるかもしれないしって事で一旦無視しました。
それでは電源を入れてみます。
ドキドキ。
「プーッ、プーッ」
失敗です!
というより、既にファンが死んでいるということなのかもしれません。綿棒でファンを手動で回してみた時に、動きが渋かったので大方予想はしてましたけど。
ファンが回らなくても起動はするので、このまま使い続けることにします。
参考
画像付きでノートパソコンの分解手順が載っているので、型番が違う場合でも参考になるかと。
–>MG50G~MG50シリーズ分解のページ