サーマルセンサーエラー発生その後。熱がパソコンに与える影響は?
以前サーマルセンサーエラー発生時に、ノートパソコンの分解清掃の記事を書きました。
参考:サーマルセンサーエラー。FMV-6120MG3 を分解してファン掃除
結局のところ、何も解決せずに終わったのですが・・・
その後の経過報告です。
サーマルセンサーエラーの発生は収まらない
分解清掃しても結局冷却ファンのホコリの塊を取り出しただけで、状況は何も改善されていません。
現在でも起動時に必ずビープ音がします。この音は好きになれません。
ですが、体感する被害としては音が出るだけで、パソコンは普通に動いています(動いているように見えます)。
パソコンへの熱害
熱が篭り易いと言われているノートパソコンでファンが回らないのは、かなりの致命傷かと思われます。
具体的に熱害で何が起こるかというと
- ディスプレイが映らなくなり縞模様になる
- 急に再起動する
- 電源が落ちる
- エラーが発生する
- ハードディスクが死亡する
などなど色々残念なことが起こる可能性が高くなるようです。
熱でHDDが死亡する条件
一度ハードディスクが死亡してる私としては、二度とあの辛さは味わいたくないということで、どのような熱のダメージがハードディスクを死亡に至らせるのか、調べてみました。
熱がハードディスクに与える影響
- 高温によりハードディスクのコントロールチップが暴走
- 高温によりプラッタ表面の部分隆起などの変形がが発生
- 高温により磁気情報が変質する
- 高温により流体軸受け部グリスの劣化が進み粘度が高くなる
- 低温により流体軸受けのグリス粘度が高くなる
- 急激な温度変化(大きな熱勾配)による環境粒子の吸い込み
熱に関しての部分を引用させていただきました。
気になったポイントとしては
- 急激な温度変化(PC起動後の高負荷)
- 65℃を超えると即死
ということみたいです。
適当なフリーソフトを導入して測定してみると、冬?のこの時期でハードディスクの温度は48℃ありました。
何か対策しないとやばいですよね、やっぱり。
有効な熱対策は・・・
筐体の外側から冷やす方法が紹介されています。
参考:ノートPCの熱暴走に気をつけよ! – [パソコンスキルアップ]All About
お金掛けずに出来る方法としては、熱が篭らないように机から浮かせておくことくらいでしょうか。
エラーが出たからといってもファンの故障だったらすぐには逝かないようです。まぁ、一応私のケースでは、ですけど。(エラー発生から半年は経過しています。)
もちろん保障はしませんが、、さすがに夏は無理なのではないかと思います。
ちなみに、温度(室温)が低すぎる場合も注意のようです。
参考:寒さとパソコン不調の関係
室温を安定させて、PCの温度を緩やかに上昇させてから起動するとか、そこまで気を遣うのは流石に面倒だなw