サービスデザインを考えるのに、まずは既存サービスの分解をやってみる
この記事は投稿されてから1年以上経っています。内容が古くなっているかもしれませんので、ご注意ください。
ワークショップ形式でやってみるととても面白かったのでメモ。
分解手順
- ステークホルダーをすべて洗い出す
- どんな価値を提供しあっているかを書き出す
- 改善ポイントを挙げてみる
1.ステークホルダーをすべて洗い出す
付箋に全部思いつく限り書き出してみる。
例えば「美容室」をお題にしたとして・・・「美容師」「(髪を切って欲しい)お客さん」というのはすぐ出て来ると思うけど、それだけではなくて「シャンプーなどを納入する業者」「フリーペーパー(マガジン)業者」「協会(美容師会)」とか、とにかく関係する人たちをどんどん書き出す。
ライバルもステークホルダーなので、それも書き出します。
2.どんな価値を提供しあっているかを書き出す
「美容師」「(髪を切って欲しい)お客さん」の間では、技術・楽しい時間?などの提供と、お金の提供という価値の遣り取りがありますが、書き出したステークホルダーそれぞれに対して、どんな価値を提供しあっているかを書き出します。
3.改善ポイントを挙げてみる
成熟しているサービスでは「改善」箇所は全く無いかもしれないけど、どこにどんな価値を提供すると、お金を生み出すことが出来るのか、というのをワークショップ形式でみんなで話していると、新しい発見があったりする。
視点が違うので、色々な年代の人とやるともっと面白い(らしい)。