ピロリ菌抗体検査陽性のため胃カメラ検査を実施。at 泰明小前クリニック
会社の健康診断のお知らせで「無料でピロリ菌検査始めたから、やりたかったらここに○して」って紙が入ってたので、とりあえず「お得じゃん(謎)」って思ってすぐ○して検査してもらいました。(っていっても、採取予定の血液を利用して検査するので、健康診断の項目が増えるわけではない)
検診終了数日後・・・
まわりと違って「俺だけなんか検診通知の封筒が厚手なんですけどぉ・・」な感じで、ピロリ菌抗体検査が陽性でした。
除菌可能な医療機関・ピロリ菌感染症認定医
ピロリ菌は胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌の原因と言われているらしいです。「ピロリ菌」で検索したら、いくらでもそんな情報出てくると思うのですが、こんな恐ろしいものを体内からさっさと除菌するべく、除菌いただけるお医者様を探します。
幸い、健康保険組合から「ピロリ菌除菌可能医療機関一覧」を頂戴してましたもんで、そこから近場の医療機関をピックアップし検討した結果、泰明小前(たいめいしょうまえ)クリニックさんで予約をしました。
決め手は正直立地的なところが大きいですが、後はホームページの印象かな・・・?
先生・スタッフの写真とかが掲載されていなかったので、そこは少し気になりましたが。
※結果的にはとてもよかったです。
胃カメラ初体験
12時間以上の絶食を経て、検査に望みます。
で、胃カメラを体内に送り込むのに、先生より3種類の選択肢を与えられました。
- 口から
- 鼻から
- 薬で?眠ってから
「鼻からが楽」って前情報があったので、鼻で即決。初体験ってところでちょっと興味もありました。
3 の眠ってからというのもいいかなぁとか思ったのですが、寝落ちするまでに 2h、胃カメラ終了後 1h の休憩が必要ということで、今回は見送りました。次回は絶対 3 にするけどww
鼻から胃カメラの流れ
- 血圧測定
- 臓器内(食道とか胃とか)の泡を抑える水分を飲む
- 鼻からゼリー
- 鼻にスプレー
- いざカメラ挿入
2の水はそれなりにまずいのですが、バリウムとかに比べたらなんてことない。ハードリカーより楽勝。
3,4は鼻・喉に麻酔をするためのものらしいのですが、鼻からゼリーの気持ち悪さも去ることながら、麻酔スプレーがしみるしみる。
更に、空気吸うタイミングで、スプレー来ると咳が出そうになるんで、看護師さんとの連携が大事。
心を一つにしないと、クシャミして鼻ゼリーを看護師さんにぶちまけちゃうかもしれない。
看護師さんのスプレー挿入に呼吸のタイミングを合わせながらずっと涙目。よくわかんないけど汗びっしょり。
そんなこんなで時間を置いて麻酔が効いてきたら先生登場。
あ、そうそう、麻酔が効いてくるとうまく唾とか飲み込めなくなる(うまく飲み込めてるけど感覚が無くなっているだけ?)だけど、それも気持ち悪い。
胃カメラとご対面
モニターをしっかり見れるように部屋を暗くしたところで、ヒョイッと先生が胃カメラ取り出したんだけど、やばいやばい、太すぎ。
予想以上に太い。
「初めてだって言ってるのにすごい太いよこれ!」って心のなかで叫びながら、怖いから目を閉じた。
ゆっくり右の鼻から挿入。
ゆっくり、ほんとにゆっくり進んでいく。
鼻に指突っ込んだらわかるけど、奥のほうちょっと狭くなってるじゃん?
あー、きついきついきつい、あーそこきついってなる。
でもゆっくり優しくしてもらえれば入っちゃんだよね。驚き。
で、喉で一回止まるの。飲み込んでくださいっつって。
「こんな太いの飲めないっ」
とか思う暇はなく、言われるがまま飲み込んだ。
「上手ですねー」
って褒めてもらえた。ちょっと嬉しかった。
喉を過ぎたら後は早く終わるのを祈るだけ
カメラってか、この飲み込んだ太いチューブが胃まで到達したら、あとは空気を送り込まれてゲップが出ようが、チューブの中を高速で何か固そうなワイヤー的なものが行き来しようが、目を瞑っていればなんとかなる。
グリグリいじくり回されても、せいぜい下痢の時程度の痛み。
喉元過ぎればなんとやら って昔の人はよく言ったもんだ。
麻酔が抜け始めるまで休憩を
そんなこんなで何分、いや、何十分だろうか・・・
胃カメラでの撮影が終わった後、先生の写真チェックとか資料作りの間、そのままベッドで休憩。
休憩っていうか、鼻レイプされて放心状態みたいな感じですけど。
天井見つめながら、涙と鼻の穴の周りについたゼリー状のものを拭き取る。
今思い返しても、よくあんな太いの入ったわ。
暗くて正確にはよくわかんないけど、小指くらいあったんじゃねーの?
次はしっかり時間作って寝てる間にやってもらいますわ。
「鼻の方が楽」って聞いてたけど、口から入れたらどうなっちゃうの?
診断結果とお土産
結果、潰瘍とかまでいかないものの、荒れ(びらん)まくってました。
「すごい痛かったんじゃないの?」
と聞かれ
「確かにちょいちょい痛かったですね。でも胃を痛める仕事なんで痛みが常態化してて、分からなくなっていたかもしれません」
という診察に無駄な情報を伝えるのをグッとこらえて
「確かに時々痛かったですね」
と答えた。
そんな感じで、撮影した画像を細かく説明していただき、最後には綺麗に題字が印字された CD-R とパンフレットその他諸々をいただきました。
※グロ画像だったの忘れて写真撮ってたので、モザイク掛けました。
あ、そういえば胃カメラ診療の診察費は?
事前においくらなのか聞いてなくてびっくりしたけど、10,000円ちょっとした。※初診込、3割負担
調べてみると、一般的な価格みたいね。
泰明小前クリニックさんでは、クレジットカードの取り扱いがあるのでいいですね。
もらってきたパンフレット見て気付いたんで私は現金で支払ったけどね。
泰明小前クリニック 評判
「鼻胃カメラ体験記」みたいになってしまって「泰明小前クリニックの口コミ」的な情報を求めていらっしゃった方には申し訳なかったのですが、泰明小前クリニックさんはいいと思います。
他の医療機関で胃カメラした経験があるわけではないので、比較した結果でないところがアレなんでオススメと言えるかどうかは微妙なところかもしれませんが、少なくとも悪いところは無かったです。
先生優しいし、説明ちゃんとしてくれるし、看護師さんも優しいし、設備もちゃんとしているように見えるし。
先生が話しを良く聞いてくれ患者一人一人に面倒くさがらず、説明もわかりやすくしてくれます。看護師さんも親切です。急患も受けていますが予約制なのであまり待たないところも良いです。見た目にはわかりませんが、先生の腕前もかなり良いので前の病院から追ってきている患者さんも多いようです。顔を見るとホッとする先生です。
こんな口コミもあるくらいですからね。
あ、そうそう、クリニックに入ると驚くと思いますが、よくある受付カウンターとか無いですから。
1~2畳程度の小部屋(待合室)に入ると、奥から看護師さんが出て来てくださいます。医療事務専属のスタッフとかは置いてないのかしら。