【解決】Gmail から iCloud SMTP 経由のメールが送信できなくなった。Apple ID の 2 ファクタ認証での保護を有効にしたから?
急に、Gmail で使っていた iCloud のメールアドレス(エイリアス)からメールが送信できなくなりました。
Delivery Status Notification (Failure)という件名のメールが届きます。
どこかの認証設定がおかしくなった??と思い、Gmail の設定から SMTP の認証を確認してみたところ、iCloud の ID も PASSWORD も変更した覚えがないのに何故か SMTP 認証エラーになる。。。
・・・何か仕様が変わった?とか考えたけど、最近 iPhone の OS をアップデートした時に、「2ファクタ認証」を有効にしたことを思い出した。
Apple ID 2ファクタ認証とは
セキュリティをさらに高める機能で、ご利用のアカウントへの不正アクセスを防ぎ、写真やドキュメントなど Apple で保管しているお客様のデータを保護します。
今後は、新しいデバイスやブラウザで Apple ID を使用してサインインする際に、パスワードに加えて、ご利用の他のデバイスまたは信頼できる電話番号に送信された6桁の確認コードを入力して本人確認をしていただきます。
とりあえずセキュリティが高まるならと思って設定したのだけど、これが原因じゃないかなぁと。
これしか考えられない。
2ファクタ認証を OFF にしたらメールが送信出来るようになった
この見出しの通りなのですが、2ファクタ認証を OFF にして、Gmail の SMTP を登録し直したらメールが送信出来るようになりました。
何故 “Gmail の” SMTP を登録し直したのかというと、2ファクタ認証を OFF にする時はパスワードの変更が必須だったからです。
おかげさまで、全デバイスのパスワードを入力し直すことに。(ま、大した数ではありませんが
※ 私が2ファクタ認証を OFF にした理由は、単純に会社の iPhone に6桁の確認コードが送られるようになってしまったためです。そのうち自分の iPhone で2ファクタ認証を ON にするかもしれません。
2ファクタ認証を ON にした場合は、メールクライアントソフトが使えない?
このままだと、2ファクタ認証を ON にした場合は、メールクライアントソフトが使えない?ということになってしまうと思うので、何か対処法はあると思います。
・・・調べていませんが・・。
例えば、
- 2ファクタ認証を ON
- Apple ID のパスワードを変更
- Gmail の SMTP 登録(認証)し直す
とか。
もしご存じの方がいたら教えていただけると嬉しいです。
それでは。
参考:別のアドレスやエイリアスからメールを送信する – Gmail ヘルプ
参考:iCloud:メールクライアント向けのメールサーバ設定 – Apple サポート
2017年6月15日以降、2ファクタ認証が必須になりましたね。
6月15日以降、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbirdなどの他社製Appや、Apple製ではないメール、連絡先、カレンダーのサービスからiCloudデータにアクセスするには、App用パスワードが必要になることをお知らせします。
MacBook Pro のシステム環境設定 > iCloud > アカウントの詳細
から設定しましたが、その際環境設定エラー iCloud環境設定でエラーが起きました。と表示され2ファクタ認証に呪われているのかと思いましたが
OK して再度確認すると、認証は有効になってました。一体なんなんでしょうか。
MacBook Safari から iCloud にアクセスする時にも認証が必要でした。
そして、懸案の Gmail から iCloud メールが使えない件(SMTP の認証の仕方がわからない件)は現在も継続中となります。
解決しました。
Apple デバイス以外で iCloud メールを利用する場合は、Apple ID から、他社アプリケーション毎のパスワードを発行して連携をするような形になったそうです。
Apple ID にログインして、セキュリティ > App 用パスワード パスワードを生成
として、生成したパスワードを Gmail に設定してあげればOKです。
こうなった目的は、Apple 社製の以外のアプリケーションで Apple ID の主要パスワードが収集または保存される事態を確実に防ぐことらしいです。
確かに設定する際にやや面倒ですが、非常に良いですね。