隅田川沿い 両国橋たもとの公衆トイレ「両国橋際公衆トイレ」
下腹部が緩めの私としてはトイレの位置を覚えておくのは精神衛生上割と重要なことだと思っていまして、お腹が緩い人は皆さん、(特に駅のトイレの位置とかね!)インプットされているものと思います。
わたくし、先日浜町あたりで危機的状況が訪れたのですが、それをきっかけに、便所メモを残そうと思いまして筆を執る次第です。
両国橋を両国方向に行った災害時一時集合場所(両国橋児童遊園内)にあります
男性用がまさかの壁掛け小便器1基のみ
「おいおいまじかよ、ここ避難場所に指定されているのに漏らすぞこれ」って思ったけど、よくよく観察してみるともう片方は女性用ではなく、車椅子対応の個室トイレになってるみたいですね。
男性用のサインボードが目に入ったので、もう片方は女性用と思い込んでいましたが、こういう設定もあるんだなぁと。
先日の浜町公園の公衆トイレより綺麗な印象です。
さすが両国、歴史を感じる
この公衆トイレが設置されている 東京都墨田区両国1丁目11−2 は 両国橋児童遊園 と呼ぶみたいですが、特に遊具などはありません。
そればかりか、子供にはまったく響かないと思われる「大高源吾忠雄句碑」「表忠碑」という歴史を感じる石碑がございましてですね。
大高源吾忠雄句碑
両国橋東詰の橋台地の公園の一角に赤穂浪士のひとりであり、室井(榎本)其角の弟子と伝える子葉こと大高源吾の「日の恩やたちまちくだく厚氷」の碑があります。
忠臣蔵関連の石碑とのことです。
表忠碑
明治三十七八年戦役の戦病死者、すなわち日露戦争でご出征され、護国の為に身命を捧げられた英霊がお奉りされております『表忠碑』です。この『表忠碑』は芥川龍之介の生家に近く、龍之介もこの碑に関しての感想を書き残しております。
赤穂事件だけでなく戦争の記憶も残す町である両国らしさが出ております。
おまけ。トイレの数え方
話がかなり飛ぶのですが
便器の単位って基(き)で合ってんのかな、、と思って検索してみたら1据(すえ)1穴(けつ)とかの数え方もあるみたい。けつって今の時代あまりピンと来ませんね。あと吉見百穴(よしみひゃっけつ)を思い出しました。どうでもいいですね
一箇所(一か所・一カ所)、一つ、一室、一棟、一基 [特に公衆や仮設などで] 【知識】自治体の水洗化の条例などで、「トイレ一基」を次のように規定する場合がある → 『トイレ一基とは大便器と小便器各一個または大小兼用便器一個をいう』