【完全攻略】「続・秘密の関係はじめました」男性キャラ攻略 会話一覧
この記事は投稿されてから1年以上経っています。内容が古くなっているかもしれませんので、ご注意ください。
「秘密の関係…続いてます。」
で話題の恋愛シミュレーションゲーム「続・秘密の関係はじめました」の男性キャラの攻略情報です。
好感度 100% でエンディングを迎えましょう。
尚、こちらは男性キャラの会話一覧ページです。
女性キャラの攻略についてはこちらからご覧ください。
前作をまだプレイしてない方は、前作からプレイして頂いた方が楽しめると思います。
iOS:秘密の関係はじめました メッセージ風恋愛ゲームを App Store で
Android:秘密の関係はじめました メッセージ風恋愛ゲーム – Google Play の Android アプリ
:高感度大幅アップ
:高感度ダウン
:高感度アップ
「高感度ダウン」の中には、その瞬間にゲームが終了するものもあります。ご注意ください!
参考:続・秘密の関係はじめました メッセージ風恋愛ゲームを App Store で
参考:続・秘密の関係はじめました メッセージ風恋愛ゲーム – Google Play の Android アプリ
高崎 僚一 31歳
- ①高崎「お疲れさまです。今いい?」
- 大丈夫ですよ〜〜
- あ…まあ、良いです
- ちょうど、仕事が一段落したところです
- ②高崎「新人の様子とか訊きたいし、一緒に飯食わないか」
- 良いですね!出世されて別室になってしまって淋しいです
- 横山も誘いましょうか?なーんて
- 異動されて、お話しする機会も減りましたものね
- ③高崎「お前の顔、久々に見たいし」
- 嬉しいです。私も課長が別室になって淋しいなーって
- や、朝礼の時に顔は合わせてますよ?でも、ご飯は断りません(笑)
- こんな顔でよろしければ(笑)
- ④高崎「じゃあ、以前お前が行ってみたいと言ってたあの店にしようか。たまには高級な店も良いだろ」
- 確か、奥様のお気に入りのお店ですよね。うーん、微妙…
- いやヤバいでしょ、奥様と鉢合わせしたら
- 高崎さん的に、大丈夫なんですか?
- ⑤高崎「もう離婚も成立してるし、気にすることはない」
- なんか気になっちゃうんですよね。我ながら、どうしてだろ?
- 元奥様に悪いことなんかしてないんですけど
- 今日は別の店にしませんか?
- ⑥高崎「気にしてくれて、嬉しいよ。いや、変な言い方だけど」
- 私…高崎さんのことは気になってしまうんです
- 普通、気になりますよ
- 高崎さんには入社以来お世話になってますし
- ⑦高崎「お前にとっては、俺は面倒な上司ってだけかな?」
- 面倒だなんて、そんなわけないです!
- そんな自覚があるんですか?
- 高崎さんのことは尊敬してます
(横山からのメール)
- ⑧高崎「それで、最近はどうなの?」
- 仕事ですか?課のみんな、頑張ってますよ
- どうって何がですか
- 仕事ですか?プライベートですか?
- ⑨高崎「仕事もプライベートも」
- うーん…両方とも、仕切り直し中です
- プライベートはノーコメント(笑)
- 横山からあることないこと聞いてるんじゃないですか?
- ⑩高崎「横山からまたいろいろ聞きだそうかな(笑)」
- あいつ、何も知らないですよ!
- 課長、変な噂信じるんだ…幻滅です
- だからー!横山情報はたいていガセですってばw
- ⑪高崎「噂はともかく、本当のところが知りたいんで、ゆっくり会えるのが楽しみだよ」
- 私も楽しみです。高崎さんの近況もお聞きしたいし
- 高崎さんも、離婚されてお寂しいでしょ
- 高崎さんこそ、最近プライベートは?
- ⑫高崎「俺の近況は、あまり変わらないよ。別居も長かったし」
- そうでしたね。お疲れさまでした
- 離婚の原因はなんだったんですか?
- やっと肩の荷が下りた感じですか?
- ⑬高崎「お互いの努力が足りなかったんだろうな。元々恋愛結婚ではなかったし」
- お見合いだったんですか?意外
- 高崎さん、冷たく見える時がありますもんね
- 恋愛結婚じゃなかったんですね…
- ⑭高崎「俺はこう見えて奥手だったし、女性に積極的な方じゃないから」
- え!仕事はバリバリなのに!
- 結構、積極的だと思いますけど
- 高崎さん、すごくモテそうなのに
- ⑮高崎「今はホッとしてる。こうしてお前のことも誘えるし」
- またまた〜〜どこが奥手なんですか(笑)
- ご飯だけならいつでも付き合いますよ!
- フリーになったから?
- ⑯高崎「お前の方は、フリーってわけじゃないのかな?そこのあたりが謎だな」
- 今、黒川からメールが来たんですけど、笑っちゃいました
- 我が社のお馬鹿社員から、メール来ましたw
- 黒川からメール来たんですけど、見ます?
(上記やり取りの最中に黒川広志からのメール)
- ⑰高崎「黒川か?あいつ二年目になって新人も入ったから、しっかりしてもらわなければならないが」
- 素直な子だから、社内恋愛禁止って言ったら、ずっと信じちゃってて
- 恋愛禁止のデタラメ、まだ通用してます
- うちの社内って恋愛禁止って思い込んでて
- ⑱高崎「あいつには信じさせとこう」
- 今更訂正したら、意味深ですもんね(笑)
- そうですね。面倒だし
- 嘘はちょっと心苦しいですけどw
- ⑲高崎「本当はお前の周り全てに、社内恋愛禁止だって命令したい気分だよ。俺以外の奴に、言い寄られないようにね」
(エンディング)
波多野 明 26歳
- ①明「おーい、元気?キャンプから帰って来たぞー!」
- 明くん!連絡ありがとー!
- ご無沙汰。忙しいんじゃないの?
- プロ野球ニュースで観たよ!
- ②明「うちに遊びに来いよ。土産もあるし」
- え、いいの?嬉しいな
- 年下のくせに、相変わらず俺様なんだから(笑)
- お土産?行く行く
- ③明「あ、オートロックのナンバー、もっかい教えた方がいいよな?」
- 大丈夫。憶えてるよ!
- なんか通い妻みたい(笑)
- 変わってない?なら、大丈夫
- ④明「あれ?お前そんなに俺んち来てたっけ?」
- やだ、冷たいな。お隣さんと顔見知りになったくらいなのに
- 明くんちとゆーか、その隣りんちってゆーか
- お隣さんだって知ってるよ
- ⑤明「隣りって、俳優の?」
- あ、明くんもお友達?
- イケメンで今人気急上昇中だよ!
- さすが、都心の億ションだよねー。芸能人も住んでるんだもん
- ⑥明「隣りの奴とは、ほとんど顔を合わせたこともねえな。お前、芸能人に興味あんの?」
- 興味あるとゆーか…前、明くんのマンションでサユリも見かけたし
- ミーハーでごめんね!でも明くんだって、女優のサユリと
- 明くん、女優のサユリと噂になってたじゃない
- ⑦明「え?サユリ?あ、あー、何度か会ったことはあるけど、付き合ってたわけじゃねーよ」
- ホント?まー、騙されてやるか(笑)
- 嘘ばっかり!
- 明くんも人気選手だもんね、イロイロあるだろーとは思ってるよw
- ⑧明「今日はいい天気だし、キャッチボールでもしに行こうぜ」
- 現役プロ野球選手と、キャッチボールって…(笑)
- いや無理無理w
- オフの時でもボール触りたいの?野球好き過ぎ(笑)
- ⑨明「じゃ、部屋でまったりするか?待ってるよ」
- うん。急いで行くね!
- それはそれで退屈そうかなあ
- そっちのがいーかな
(村上昴からのメール)
- ⑩明「今どこ?もう着いた?」
- あ、うん。ちょうど、エントランス入ったとこだよ
- なに?ストーキング?(笑)
- お待たせ、着いたとこ
- ⑪明「オートロックの番号、やっぱり憶えてないんだろ。開けてやるよ」
- だいじょーぶ!もう開いたよ
- 憶えてるってば、しつこいなあ
- マンションの人と一緒になって、開けてもらっちゃった
(挿入モノローグ)
- ⑫明「この前は…ゴメン。俺、態度悪かったろ」
- そんなことないよー!
- 自覚あるんだw
- あ〜〜(笑)
- ⑬明「ぶっちゃけ、妬いてた。隣りの俳優野郎に」
- え…嬉しいかも
- うわ…マジw
- 彼とは顔見知り程度だよ
- ⑭明「あいつ女に人気あるし…お前も好きなんだろ、あーゆーの」
- 明くんだって人気あるんだよ!
- イケメンだもん!
- 私、そんなにミーハーに見える?
- ⑮明「なんだか、俺、お前に対しては、ガキっぽい態度になっちまう」
- そーなんだ(笑)私が元マネージャーだからかな?
- 後輩だから、今さらだよ
- 私、先輩風を吹かせてる?
- ⑯明「お前に引かれたろうなと、なんかあれからヘコんじゃって」
- そんなわけない!だって、明くんはずっと私のヒーローなんだもん
- うーん、引いたというか、呆れたというか…明くんらしいけど
- そんなことでヘコんでたら駄目じゃない、チームのエースが
- ⑰明「お詫びに、今度のオープン戦、VIP席に招待させてくれよ」
- わ、ホント?すごい!
- 元手掛かってるような、掛かってないようなプレゼントだね
- それは楽しみ!
- ⑱明「お前のために、投げる!なんてな(笑)」
(エンディング)
松ケ谷 彰宏 46歳
- ①松ケ谷「お久しぶり。変わりない?」
- 松ケ谷さん!変わりないですよ。というか、そんなに久しぶりでもない気が(笑)
- あれ?先々週会いませんでした?
- 先日は、素敵な展覧会に連れて行ってくださって、ありがとうございます!
- ②松ケ谷「うちの社の担当が黒川くんに代わってから、顔を見る機会が減ってしまって残念だよ」
- 私も残念です。仕事のお陰で、松ケ谷さんと知り合えたんですもんね
- 仕事よりもオフでよろしくです(笑)
- 黒川がいつもお世話になっております。鍛えてやってくださいね
- ③松ケ谷「忙しくしてるんだろう?もう僕のようなおじさんとは遊んでくれないかな?」
- とんでもない!松ヶ谷さんをおじさんと思ったことありません!
- 毎日、バタバタです〜〜!
- そんなこと、言わないでください!
- ④松ケ谷「実は、先日キミが若い男の子と楽しそうに歩いているのを見かけちゃってね。これでもヘコんでるんだ」
- 誰だろ?けど、ヘコんでいる松ケ谷さんなんて、想像もつきません
- 若さに嫉妬とかw
- え?若い男の子って…?
- ⑤松ケ谷「目を疑ったよ。相手が息子の翔だったから」
- あ!翔くん…す、すみません、勝手にご子息と
- バレちゃいましたか(汗)
- 翔くんと会うの、マズかったですか?
- ⑥松ケ谷「いやいや、翔は学生と言っても成人しているし、誰と会おうがかまわないんだが」
- すみません…でも、買い物に付き合ってもらったり、図書館に行ったりしてただけです
- そうですよね、干渉し過ぎも良くないです
- やっぱり、ご気分を害されましたよね。ごめんなさい!
- ⑦松ケ谷「たしかに紹介したのは僕だけど。その僕に黙って親しくなってたってのは、ちょっと悔しいかな」
- 内緒にしていたつもりはないんですが…
- 悔しいなんて、拗ねないでください!
- 松ヶ谷さんに黙っていたのは、申し訳なかったです
- ⑧松ケ谷「罰として、今度3人でデートしよう」
- え?翔くんと3人で、ですか?
- ちょっと悪趣味じゃないですか?
- デートが罰って…怖いです
- ⑨松ケ谷「学生風情が入れないような高級な店に、連れてってあげるよ」
- わ、それ、ぜんぜん罰じゃないです
- 若さに対抗するには、お金の力ですねw
- 高級なお店ですか…さすが、松ヶ谷さん!
- ⑩松ケ谷「翔に連絡してくれる?」
- は、はい、分かりました!
- 私がするんですか…
- そのままお伝えしますね?
(松ヶ谷翔へのメール)
- ⑪松ケ谷「翔はなんて?」
- おもしろいかもねって。さすが、親子ですね
- 行くって。家で奥様に二人共どんな顔するんですか?
- 来るそうです
- ⑫松ケ谷「あいつも僕の息子だからな、愉快なことが好きなんだよ。あと、綺麗な女の人を困らせるのもね」
- もう…カンベンしてください(笑)
- マジで困りますよ
- 私も愉快なことは好きですけどね
- ⑬松ケ谷「じゃあ、車で迎えに行くよ。僕と翔を惑わせる程のドレスアップを期待してる(笑)」
- え〜〜、ハードル高いなぁ。でも、本当に楽しみになって来ました!
- ポルシェには乗せてもらいたいけれど、気が重いですw
- ありがとうございます。ドレスアップかぁ…がんばんなきゃ
(梶川裕樹からのメール)
- ⑭松ケ谷「この前は楽しかった、ありがとう。僕の贈ったドレス姿も素晴らしかったよ」
- こちらこそ!夢みたいに素敵な夜でした
- 思いのほか、でしたね
- 私も楽しかったです。お花のサプライズも
- ⑮松ケ谷「キミのお陰で、翔とも楽しく過ごせた」
- 私を口実に、本当は翔くんとデートしたかったとか?(笑)
- そんなカンジでしたね
- まさか、翔くんは家では反抗期なんですか?
- ⑯松ケ谷「反抗しているわけではないが、どうしても翔が成長するにしたがって会話が減ってしまってね」
- でも、翔くんも私達以上に、楽しんでたみたいですよね
- なんだか、私はダシに使われたよーなw
- 親子の会話、微笑ましかったです
- ⑰松ケ谷「いやはや、翔は女顔で昔から娘に間違われることも多かったが…両手に花で、幸せな時間だったよ」
- 私もある意味、両手に花でした。ダンディーと美形に挟まれて
- 松ケ谷さんて、親馬鹿ですよねw
- また、ご一緒しましょうね!
- ⑱松ケ谷「実際に3人で会うまでは、翔とキミを会わせたことを、後悔するところだったよ。キミは、僕の宝石だからね」
(エンディングエピソード)
松ケ谷 翔 20歳
- ①翔「最近、親父と会ってる?」
- ん?松ケ谷さん?仕事の担当外れたから、あんまり
- なによ、関係ある?
- たまに連絡はもらうけど
- ②翔「なーんか、親父の態度が変なんだよな。僕とあんたが会ってるの知ってるみたい」
- あ、なんか見かけたって言ってたよ
- それが何か問題?
- 知ってるみたいだよ
- ③翔「やっぱりか…親父の女なんかと出歩くもんじゃないな」
- ちょっと!私はそーゆーんじゃないから!
- ゲスっぽい言い方だねw
- なにそれ!
- ④翔「“親父のお気に入りの女性“なのは本当だろ」
- そうそう、それなら良し。松ケ谷さんは3人で会いたいって
- 妬いてんの?3人でデートしよっか
- まあね。私と翔くんを、高級店に連れてってくれるって言ってたよ
- ⑤翔「はあ?3人で会って、なにすんだよ」
- たまには良いじゃない。きっと楽しいよ
- お金持ちのお父さんに奢らせちゃおうw
- お食事くらいだし、我慢して付き合って
- ⑥翔「ふうん…おもしろいかもな。わかった、行くよ。そのかわり、ひとつ頼みがあるんだけど」
(モノローグ)
- ⑦翔「昨日はどうも。なんか異常に疲れたよね」
- お疲れ様(笑)
- ノリノリだったじゃん
- ある意味、異常な体験だったよね
- ⑧翔「異常な体験は、僕らよか親父の方じゃない?」
- 両手に花って喜んでたけどね
- お互い様だって
- ドレス姿で実の父親とデートは、異常体験でしょ(笑)
- ⑨翔「あんたさぁ、やっぱ親父の前では猫被ってんだね」
- え、そう?翔くんこそ、いつもよりお淑やかだったよ(笑)
- 翔くんこそ、パパに弱いんじゃ?
- 女装の人に言われたくなーいw
- ⑩翔「あの後、化粧が落ちなくて困った。ドレスはクリーニングして返すね」
- 私のドレスが入ったのがショックだよ…似合ってたし
- お母さんに相談したら良かったのにw
- そりゃ、化粧落としなんか持ってないよね(笑)
- ⑪翔「これだけは言える。僕の女装のが、だんぜん美人だったね!」
- く…たしかに…女として、敗北は認めたくないけどw
- そっちの趣味に目覚めた?
- 自分で言っちゃう?
- ⑫翔「嘘だよ。あんたも、結構良い線いってたよ。親父のためってのが気に食わないけど」
- 松ケ谷さんのためってわけじゃないよ
- 素直じゃないねw
- 気合い入れて、ドレスアップしたもん
(梶川裕樹からのメール)
- ⑬翔「あんた、彼氏とか居たっけ?親父以外に、さ」
- だから、松ケ谷さんとはそーゆーんじゃないって!
- 翔くんもあんな可愛いんだったら、彼氏居るんじゃ?(笑)
- ご想像にお任せします
- ⑭翔「この前、あんたの部屋で化粧してもらっただろ…頼んだの僕だけど、あーゆーの、良くないと思う」
- あーゆーのって?
- 化粧してって言われたからじゃん
- 部屋が?化粧が?
- ⑮翔「その、あんな風に男を気軽に部屋に入れたりするとか…さ」
- あ〜〜(笑)いつもはしないよ
- 男って、翔くんでしょ
- 気軽ってわけじゃないよ
- ⑯翔「ってか、僕は男の範疇に入ってないとか?」
- そんなことないよ!
- そこんとこ、微妙(笑)
- 男の子だと思ってるよ。弟みたいだけど
- ⑰翔「あんたの彼氏は、苦労するよねw」
- なんでよ?だいたい彼氏って…お父さんは違うってば
- 大きなお世話w
- どうして?私、そんな悪女かな
- ⑱翔「自覚ないの?男のこと、振り回してるでしょ」
- え?私…なにかした?
- なに、その決めつけ
- 振り回してないよ、たぶん(笑)
- ⑲翔「結構、迷惑だよ。僕には関係ないけどね」
- 年上に興味ないって言ってたもんね。残念!
- 関係ないんだったら、いいじゃない
- 関係ないけど、迷惑なんだ…(笑)
- ⑳翔「関係ないけど、気になっちゃうんだから…始末に悪い女だよな、あんたって」
(エンディング)
横山 隆平 29歳
- ①横山「ピーンチ!緊急事態発生〜〜!」
- いきなり、どーした?
- なに?あ、やっぱ聞きたくない。面倒の予感…
- 緊急事態って?
- ②横山「さっき課長に、地方転勤内示された!どーしよ、俺」
- え!それはびっくりだねえ
- 良かったんじゃない?
- どーしよもなにも、断れないでしょ?
- ③横山「冷てえな、人ごとみたいに!俺、パニクってんのに」
- ごめんごめん。私も驚いてるよ
- 人ごとだもん
- でも、転勤自体は悪くないんじゃ?お給料もアップするでしょ
- ④横山「仕事もプライベートもなんも片ついてないのに…どーする、俺」
- たしかに、横山が今抜けるとうちの部署きついなあ。黒川はまだまだだし
- そんなたいした仕事してないじゃん(笑)
- 仕事は、横山が抱えてる分も私が引き継ぐことになるんだろうなあ…
(高崎僚一からのメール)
- ⑤横山「プライベートには突っ込んでくれないのかよ?」
- 突っ込んで欲しいの?
- 興味ないからw
- 横山のプライベートなんて、よく知らないもん
- ⑥横山「お前にはいっつも相談してるだろ〜〜!」
- まともな恋バナ聞いたことないなぁ
- 聞き流してるからな〜(笑)
- ナンパした話や、受付の子が可愛い、とかは聞いてるけど。そのこと?
- ⑦横山「一応、俺たち、その、イロイロあったし…元カノってわけじゃないけど、それに近いっつーか」
- えー!そんなふうに思ってたの?
- ナイナイナイナイ!
- うわーっ、忘れてたことを!
- ⑧横山「俺は忘れたことないよ」
- 酔った上でのアヤマチでしょ!私はずっと友達だと思ってる
- 私にとっては、黒歴史!
- 忘れてよね〜〜!
- ⑨横山「生活もなあ…地方に単身って…ああ、頭イタい」
- 横山、今実家住まいだっけ。自立の良い機会じゃん
- 生活力、なさそうだもんね
- 自炊くらいできるでしょ?
- ⑩横山「家事なんて、なんもできねえ」
- 今時男子は、それじゃモテないよ。頑張れ!
- あーあ、お気の毒さま〜〜
- この際、料理覚えたら?
- ⑪横山「家事やら料理やら、教えてくれる?」
- 料理くらいなら。ああでももう時間あんまりないね
- なんで私がw
- 餞別に、簡単手料理の本、あげようか(笑)
- ⑫横山「ああでも…いっそ、結婚したい!この際、真剣に考えてみっかな」
- は?これから探すの?
- 家事したくないから結婚ってw
- 結婚相談所にでも、登録する?
- ⑬横山「もう俺たち、そろそろ落着いても良い頃だよな。どう?」
- “どう?”って…“俺たち”、って…まさかまさか
- 頭湧いてるんじゃない?
- またわけわかんないこと言い出したよ、このひと…
- ⑭横山「いやマジ。結婚しない?」
- メールで言うことか、お馬鹿!
- うわ…こんなプロポーズ、最悪
- 冗談はよせ!目を覚ませ!
- ⑮横山「他に居ないし。お前のこと、好きだし」
- どさくさ紛れ感、凄いんだけど!
- 嬉しくない…
- 婚活女子、探しなさい!受付の美緒ちゃんとか、結婚願望強いらしいよ?
- ⑯横山「俺だって、誰でも良いわけじゃなくて、だな」
- 信じらんないやつ…
- 私だって、誰でも良くない!
- ちょっと、頭冷やして?
(松ヶ谷彰宏からのメール)
- ⑰横山「やっぱメールじゃアレだよな。今夜、夜景の綺麗な店にでも行かねえ?」
- ごめん、先約があるの。いや、本当に
- 行かない
- 下心見え見えだから、イヤ(笑)
- ⑱横山「お前は、本気にとってないみたいだけど…俺、割とマジなんだけどな(苦笑)」
(エンディング)
所沢 健児 22歳
- ①所沢「あの、相談したいことがあるんですが…」
- まかせなさーい!なあに?
- いつも相談メールだねw
- 所沢くん、どうしたの?
- ②所沢「今、就職活動してて」
- そういや4年だったよね
- だから?
- あ、そうなんだ
- ③所沢「社会人の先輩に、イロイロお訊きしたいんです」
- お安い御用!うちの黒川に話聞いたら参考になるんじゃない?
- 黒川に、丸投げするわw
- え〜〜、私じゃろくな話、できないよ。黒川がちょうど良いかな
- ④所沢「黒川さん…ですか?」
- うん、うちのルーキー。紹介してなかったっけ?
- 黒川じゃ不満そうね
- あれ?うちの新人、知らないはずないよね?よく飲みに行ってるんだけど
- ⑤所沢「会社の方にはよく利用してもらうって、店長は言ってましたけど。僕、最近バイトのシフトあんまり入れてないから」
- あ、そういやそうね。お店以外でも何度か会ってたから、所沢くんとはよく顔あわせてるイメージだったw
- 店にいなかったっけ?気づかなかった
- そうだったっけ、ごめんごめん。やっぱり就職活動で忙しくって?
- ⑥所沢「就活や卒論準備でバイト減らしてるのもありますけど。本当の理由は別なんです」
- なんだろう…彼女でもできた?
- まさか、良からぬコトしてるんじゃ?
- 牧田店長のパワハラ…じゃないよね?
- ⑦所沢「バイト中じゃ、ろくに話もできないけれど…最近は外で会って貰えるようになったから…」
- え…私?やだな、ちょっと嬉しい…
- そりゃお店じゃ、店長に叱られるもんね
- それが理由?なんだか、店長に申し訳ない(汗)
- ⑧所沢「えと、それで、あの、今度の週末、お暇ですか?」
- 良いけど…就職活動の相談?
- バイトした方がいいと思うけど
- うーん、暇ってわけじゃないけど…
- ⑨所沢「心配しないでください。僕なんか、ただのバイト君くらいにしか思われてないって、わかってます」
- そんなことないよ!所沢くんと話してたら新鮮な気分になるし
- バイト君なのは事実だもんね
- こら。“僕なんか”なんて、言わない!
- ⑩所沢「リクルートスーツ買いたいので、付き合ってもらいたいんです」
- それくらいなら、お役に立てるかな
- え?お母さんの仕事じゃんw
- そうかあ。髪も切らなきゃ、だね
(牧田春道からのメール)
- ⑪所沢「あ、店長からメール入ってる…週末バイト休みますって言ってあるのになぁ」
- こっちにも案内メールが今来たよ。イベントするんだって
- 仕事しなって
- 週末はお店も忙しいでしょ、そっちを優先したら?
- ⑫所沢「就職活動で忙しいって言ってあるのに。僕の話なんてろくに聞いてくれなくて、困っちゃいます」
- 店長、忘れてるんじゃない?私には“所沢ともども、待ってます”って来たよ
- 所沢くんが弱気だから、軽く見られてるんじゃない?
- あのひと、やたら強引だよね
- ⑬所沢「週末のイベント、参加されますか?なら、僕はバイトに入ります」
- まあ、スーツはいつでも買えるしね。今回はバイトを優先したら?
- 人任せだねw
- 私次第なの?店長に恨まれちゃいそう(笑)
- ⑭所沢「すみません…いっそ、もうバイト辞めようかな…」
- うーん…所沢くんが辞めたら、淋しくなるなぁ
- 嫌なら、辞めちゃえば?
- 時期的に、無理できないもんね
- ⑮所沢「時期的にも、あんまり余裕はないんですが…気持ち的に、僕にはもっと余裕がないから」
- 気持ちって?
- お金がないの?
- なんの余裕?
- ⑯所沢「早く、頼られるような大人の男になりたいんです」
- 学生なんだから、仕方ないよ。頑張れ!
- 大人の男(笑)確かに、イメージ遠いなあ
- 焦っても駄目だよ
- ⑰所沢「流されやすくて優柔不断で、自分でも嫌になります」
- 所沢くんは優しすぎるだけで、優柔不断じゃないよ
- 確かに、流されやすいw
- ああもう、もっとポジティブにいこうよ!
- ⑱所沢「だから、もう少し待っててください、なんて言えませんが…」
- 成長したくてあがいている人は、なりたい自分にきっとなれるよ!
- 言えないんだw
- 私はハッパをかけるしかできないよ?
- ⑲所沢「あなたが背中を押してくれると、なんだか頑張れそうな気がするんです」
(エンディング)
黒川 広志 24歳
- ①黒川「お疲れさまです。先輩、どうしましょう…」
- どうしたの、なにか相談かな?
- また何かポカしたの?
- どした、黒川?
- ②黒川「予定してた新歓コンパ、店が決まりません!」
- は?コンパ???
- なにそれ、私の知ったこっちゃないけど
- 新歓コンパなんて予定してたの?
- ③黒川「あ、すみません!コンパじゃなくて、会社の新人歓迎会っす」
- あー、黒川、幹事だっけ?
- 何を言い出したのかと思ったw
- 似てるようで、ニュアンス違うよねえ(笑)
- ④黒川「会社最寄りのおしゃれなバルを予約しようと思ってたんですけど、どこもその日はNGで」
- おしゃれなバルね…うちのメンバーだったら、いつもの居酒屋でもいいんじゃない?
- 予約が遅かったんでしょ
- 女子率低いから、近場だったらどこでもこの際OKよ
- ⑤黒川「そうですよね…いつもの牧田さんの居酒屋にしようかなぁ」
- 牧田さん、喜ぶんじゃない?
- 代わりばえしないなぁ
- 料理美味しいし、気楽だしね
- ⑥黒川「先輩、お店の予約お願いしまっす!」
- え!なんで私が?
- はあ?丸投げ?
- 幹事は黒川じゃない
- ⑦黒川「先輩が頼めば、あそこ大幅に値引きしてくれるし、料理のグレード上がるんです」
- え、そうだっけ?気づかなかったよ(笑)
- ええ〜〜、だからって?
- なんでも私に頼る癖、そろそろ改善しよっか(笑)
- ⑧黒川「横山パイセンには、内緒でお願いしますwてへ」
- もう、仕方ないなあw
- なんかムカつく
- こんな時だけ、要領良いんだからw
- ⑨黒川「横山さんといえば…先輩、どうしましょう…」
- 今度はどうしたの?
- またそれ?
- 横山にパワハラでもされた?
- ⑩黒川「横山パイセンが地方に飛ばされるっての、本当ですか?」
- 飛ばされる…って、なんてこと言うの!
- そんなこと私の口から言えない
- そうらしいね。困っちゃうなあ
- ⑪黒川「先輩、横山さんと仲良いですもんね〜〜w」
- 同期ってだけだよ
- 詮索無用w
- そりゃ、仕事もずっと組んでやってるから
(横山隆平からのメール)
- ⑫黒川「これからは、俺が先輩の相棒っすよね!」
- まあ、そうなるかな…よろしく!
- それは、あり得ない
- 相棒(笑)。やっと仕事覚えたとこじゃない
- ⑬黒川「きっと、新人も配属されますよね。早く決まらないかな〜、後輩!」
- 新人研修終わってからだから、もうちょっと先かな
- パシリ卒業かな
- 配属されると良いね。黒川が教育担当じゃ、ちょい不安だけどw
- ⑭黒川「男かなあ、それとも女の子かなあ…楽しみです」
- 女子だったら良いのにねwうちのフロア、男臭いから
- イケメン男子希望w
- どっちでも、仕事真面目にやってくれる子ならいいな
- ⑮黒川「まあ、俺はどっちでもいいかなぁ。どうせうちは社内恋愛禁止だし」
- え?それって冗談だって、私、訂正したよね(笑)
- 恋愛可でも、新入社員をそんな目で見ないように!
- やだな、まだ信じてたの?
- ⑯黒川「だって、横山さんも高崎課長も言ってましたよ?」
- あーーー…(笑)
- …馬鹿w
- 騙されてるんだよ
- ⑰黒川「え、そうなんですか?じゃあ、先輩、ヤバいじゃないですか!!」
- え、私?なにがヤバいの?
- なにを今さらw
- はいはい、黒川、落着け(笑)
- ⑱黒川「課長達だけじゃなくて、最近入ったSEの人とか、周囲は先輩を狙ってる奴だらけじゃないですかぁ!!」
- 私、そんなにモテないって(笑)
- 社内だけが人間関係じゃないからw
- そりゃ、男性のが多い会社だけどさw
- ⑲黒川「俺が、先輩を守ります!」
(エンディング)
小日向 昌之 30歳
- ①小日向「お休み中、すみません。頼まれていたクループウエアの不調、直りましたのでご報告いたします」
- ありがとうございます!小日向さん、休日出勤されてるんですか?
- 休日に仕事メールですかw
- ご報告、ありがとうございます
- ②小日向「しばらく職場に居ますので、何かあればお問い合わせください」
- SEさんて大変ですね。家から会社のグループウエアに繋げてみます
- 暇なんですか?
- 緊急性のある仕事が入っているんですか?
- ③小日向「家に居ても別にすることもないですし」
- 熱心なんですね。小日向さんが出向で来られてから、すごく助かってます
- なんか淋しい人ですね
- そうなんですか?うちの職場は皆PC弱いので、ありがたいですけど
- ④小日向「課の皆さんにネットの件、ご伝達お願いします」
- 私に一番にご報告下さったんですね。ありがとうございます!
- そうですか…面倒だなぁ(笑)
- あ、横山達はまだ知らないんですね
- ⑤小日向「他の方とはあまりお話したこともないので…すみません」
- まだ慣れてないだろうから仕方ないですよ
- チャラい横山とか体育会系の黒川とか、苦手そうですもんね
- 今度、いつも行く居酒屋で、歓迎会しますね!
(横山からのメール)
- ⑥小日向「いえ、僕は口下手だし、人付き合いが苦手で」
- そうなんですか?でも私とは普通に話してくださってますよね
- 「SEは皆そんなイメージですよ」▲
- そんなカンジですね。でも、うちの皆は気さくですよ?
- ⑦小日向「本当は、女性はもっと苦手なんです」
- それじゃあ、私は特別?(笑)
- じゃあ、当然、彼女もいないですよねw
- 誰か紹介しましょうか?
- ⑧小日向「え…いや、そんな、そういう意味で言ったつもりは…」
- 話しやすい、と思って貰えてるなら、私は嬉しいです
- 二次元の女性なら平気だったりして…(笑)
- 職場でも徐々に慣れますよ。私が窓口になります!
- ⑨小日向「人と関わる仕事をして来なかったんで、社交的じゃないんです」
- 小日向さんの専門知識は素晴らしいですよ。頼みにしてます
- コミュ障っぽいですもんね
- 説明がいつも的確で、頭の回転が速いじゃないですか
- ⑩小日向「自分の得意分野だと、話せるんです」
- そうだ、今度PCスキルアップ教室を開いてくださいよ
- 口調が先生みたいですもんね(笑)
- 仕事で役に立ってますよ。また教えてください
- ⑪小日向「いつでもお教えしますよ。今からでも」
- え、今からですか?
- 貴重な休日なのに?
- わあ、気が早いですね(笑)
- ⑫小日向「あ、すみません…また僕は先走って余計なことを」
- そんなことないです。素直にありがたいと思ってます
- びっくりしましたw
- 余計なことなんかじゃないですよ
(梶川裕樹からのメール)
- ⑬小日向「恐縮です。非常識だとか空気読めないってよく言われるんです」
- 今、職場で一人おられるんですものね。私も行こうかな…
- 私も休日返上しろってことかと
- なんだったら今から行きましょうか?
- ⑭小日向「えっ、いえとんでもない、結構です!」
- お仕事のお手伝いはできないですけど、話し相手くらいには…なーんて
- ひやかしに行こうかな(笑)
- お一人だと淋しくないですか?
- ⑮小日向「いえ、独りだと仕事もはかどりますし」
- お邪魔ですよね…ごめんなさい
- 居ない方がいいなんて言われたのは初めてかも…
- 仕事のお手伝いになりませんもんね…
- ⑯小日向「ご気分を害されたなら、申し訳ありません」
- 冗談ですよ。小日向さん、素直過ぎです(笑)
- 四角四面の人だなあ…
- こちらこそ。でもいい加減、口調を崩しても良いんじゃないですか?
- ⑰小日向「慇懃無礼とも、良く言われます」
- 駄目です、ネガティブな言葉ばかり真に受けちゃ!
- 確かに(笑)
- もうちょっと柔らかく考えましょう
- ⑱小日向「知らずに失礼をしてるんじゃないかと、気になって」
- そんなに気を遣わなくても大丈夫です。私達、職場の仲間なんですから
- 仲間内でもその口調ですか?
- 職場の同僚は仲間ですよ。気にしないでください
- ⑲小日向「仲間…ですか?そんなこと言われたのは、初めてです」
(エンディング)
梶川 裕樹 30歳
- ①裕樹「久しぶり。ご無沙汰でごめん」
- 裕樹!やっとメールくれた〜〜!(涙)
- ご無沙汰じゃないよ!どうして着拒否なんて!(怒)
- 怒らせたと思ってた。いくらメールしても返信くれなかったから…
- ②裕樹「怒ってた。キミのこと、わかんなくなって」
- 私、なにかした?花屋さんに行っても、冷たかったし…
- なにそれー?
- わからないって、何が?
- ③裕樹「俺はキミのことカノジョだと思ってたけど、そっちにとっては、多くの男友達のひとりなんじゃないかって」
- どうしてそんな風に思ったの?私には裕樹だけなのに
- 男友達はそりゃ多いけど…友達は友達だよ
- そんなことないよ!裕樹が一番好きだもん
- ④裕樹「結構、噂も聞いてたし、男と一緒のところも見ちゃったしさ…」
- え?誰?会社の横山とかじゃなくて?あいつとはなんでもないの、知ってるよね
- 男と一緒だったって…心当たりがないんだけど
- 会社の同僚か、取引先の人じゃない?
- ⑤裕樹「親しげに歩いてたよ。眼鏡をした大人っぽい人だった」
- あ、高崎さんだ、きっと。仕事帰りに一緒になることよくあるもん。ただの上司だよ!
- 会社の人と歩くぐらい当然でしょ
- それ、上司の高崎課長だよ。話したことあるでしょ
(高崎僚一からのメール)
- ⑥裕樹「本当はなんでもないかもしれないけれど。俺がキミを信用できなくなったから…もういいか、って」
- 信用、失っちゃったんだ…でも、ならどうしてメールくれたの?
- 全然よくない!意味分かんないよ
- そんなぁ〜(涙)でも、考え直してくれたんだよね?
- ⑦裕樹「このまま自然消滅ってのも、気分良くないから」
- もしかして…ちゃんと別れ話しようってこと?
- 結局、別れたいの?
- 自然消滅なんて、嫌だよ!
- ⑧裕樹「店で、他の男が送るキミあての花束作る俺の気持ちって、考えたことある?」
- ごめん…でも、私が頼んでるわけじゃないんだよ
- むしろ、誇らしくない?
- でも、私は後ろ暗くないから、受取れるんだよ
- ⑨裕樹「俺と会ってる時でも、よくメール入ってるし」
- え?友達からだよ〜〜!
- メ—ルぐらい、いいでしょ?
- 仕事の連絡事項も多いし…
- ⑩裕樹「考えてみれば、店で声を掛けられて、なんとなく付き合って来たけど、俺はいつも受け身だった気がする」
- そりゃ…私の方が裕樹を好きになったから
- 別れ話だけ、積極的になるんだ…
- 受け身でもいいよ
- ⑪裕樹「やっぱ、ちゃんと顔見て話そう。これからマンションに行って良い?」
- 私も会いたい。ずっと会えなかったから
- 突然?今すっぴんなんだけど…
- 待ってる。でも、これで終わりなんてイヤだよ
(横山隆平からのメール)
- ⑫裕樹「すぐ行く。待ってて」
- うん。待ってる
- 今、ちょっとヤバ…
- 会ったら誤解なんて解けると信じてる
(黒川広志からのメール)
- ⑬裕樹「マンションの下まで来たら、横山くんと同僚らしき人を見かけたよ」
- でしょ〜、うちの同僚の行動範囲内なのよ、ここら辺りって
- スルーしてね、面倒くさいから
- よくこの近所で飲んでるみたいだから
- ⑭裕樹「うん…酔っぱらってる彼を見てたら、なんか俺の誤解だったのかなって気がして来た」
- そうだよ!高崎さんだって、よく横山達と飲んでるんだよ
- むやみに疑わないでよね!
- 信じてくれるの?
- ⑮裕樹「完全には信じられないけど」
- もうちょっと、信じて欲しいな…
- 酷いなあ
- どうしてそんなに信じられないの?
- ⑯裕樹「穏やかに受止められる器の大きい男でいたかったのに、今の俺はみっともないよね」
- 裕樹はなんにも悪くないよ。誤解させる私が…
- 意外に、嫉妬深いよね
- そんなことない。裕樹の笑顔に、私はいつも癒されてるんだよ
- ⑰裕樹「他の女の子には、こんな気持ちになったことがなかったんだ」
- 裕樹こそ、すごくモテるんだもん。私はいつもハラハラしてるよ
- 他の女の子ってw
- 私だって、同じだよ
- ⑱裕樹「俺にこれだけヤキモキさせられるのは、キミだけなんだよな…」
(エンディング)
村上 昴 24歳
- ①昴「村上です。このメアドで合ってる?」
- 村上昴くん?驚いた、連絡くれるとは思わなかったから
- うそー!!イケメン芸能人からメールもらっちゃった!
- えええっ、どうしたの?
- ②昴「用事があったんで。てか、メアド教えてもらってて良かったです」
- こちらこそメール貰って嬉しい!用事って?
- なんだ、用事か…しょぼん
- なにかあったんですか?
- ③昴「明日発売の写真週刊誌に、あんたと俺の写真が載るそう」
- え?写真って、どういうこと?
- どうしてそんなことになったの?
- 昴くんと私の写真って…そんなのあったっけ?
- ④昴「マンション出たところで、週刊誌のカメラマンに撮られたらしい」
- え!でも私達、偶然一緒になっただけで…
- うわ、熱愛だとか思われたわけ?
- ちょっとおしゃべりする関係なだけなのに?
- ⑤昴「出版社からうちの事務所に連絡が来た。もう印刷に回ってて、止められないって。あんたは一般人なんで、顔は隠されてるけど」
- そんなのはいいけど、昴くんにスキャンダルなんて…
- 出版されちゃうの?ヤバいよ〜〜!
- 大騒ぎになっちゃうんじゃない?
- ⑥昴「俺は男だし、こういう仕事だから仕方がない。あんたには迷惑を掛けたな」
- 迷惑だなんて思ってないよ。ちょっとワクワクしたりなんかしてw
- 顔見知り程度なのにね
- 人の噂も七十五日って言うから、大丈夫よ
(モノローグ)
(梶川裕樹からのメール)
- ⑦昴「その後どう?プロ野球選手の彼氏、激怒しただろ?」
- 波多野明くんのこと?彼氏じゃないよ、高校の後輩!
- あんな写真じゃ、わかんないんじゃない?
- 彼氏じゃないから、怒られる筋合いはないよ
(波多野明からのメール)
- ⑧昴「そうなんだ。プロ野球選手とはたまにすれ違う程度だから、どーでもいいけど」
- 昴くんこそ、仕事に影響出てない?
- 結構、冷たいんだ。自分の方は?
- 大騒ぎになっちゃったね。そっちはどう?
- ⑨昴「別に。まあ、姉貴には殴られたけど」
- え!お姉さんに?誤解なのに?
- 殴られたって…お姉さんコワっ
- お姉さん、スキャンダルを信じたの?
- ⑩昴「姉貴は、モデルしてんだけど、乱暴者でさ。一般人のあんたに迷惑かけたから怒ってんの」
- あ、モデルの村上響子さんよね。素敵な人だから、憧れてたの
- 村上響子、知ってる!きっついカンジの美女よね
- お姉さん、凄く綺麗な人よね
- ⑪昴「へえ…姉貴はあんたに会いたがってる。お詫びしたいって」
- そんな、いいのに。お姉さんにはお会いしたいけど
- 「昴くん、もしかしてシスコン?」▲
- お詫びなんて、いいよ〜〜(笑)
- ⑫昴「俺も一度ちゃんと会って詫びときたいから、会えない?」
- もちろん!あ、でもまたスキャンダルになったら…
- お姉さんも一緒に?
- そうだね、会いたいね。けど、ヤバくない?
- ⑬昴「うちのマンションじゃなくて、別の場所で。姉貴もうるさいからナシ」
- うん、わかった!どこか心当たりある?
- 業界御用達のとことか?
- そりゃそうだよね。お姉さんともお会いしたいけど
- ⑭昴「目立たない店、知ってる。詮索しないし、あそこならマスコミも来ないし」
- 変装とかしてった方がいい?なーんてw
- うわ、何か余計にヤバそう…w
- サングラス、かけてった方が良い?(笑)
- ⑮昴「あんたは何も悪いことしてないのに、逃げ隠れさせるようで、悪いな」
- ううん、全然。楽しみにしてる!
- 確かに、ちょっと後ろめたいかも
- 昴くんも悪いことしてないじゃない
- ⑯昴「あんたにかかれば、俺も普通の男なんだって思えるよ」
- なにそれ!ちゃんと私、昴くんのファンなんだよ!言ってなかった?
- 普通の男じゃ、面白くないよw
- どうせ私はフツーの女です!
- ⑰昴「褒め言葉のつもりだったんだけどな(笑)」
(エンディング)
以上!