プルームテックとiQOSの違い。気になる点を比較、これはまったくの別物
アイコス歴はあと数ヶ月で2年になります。
親族や同僚を含めてそれなりの人数を紙巻きタバコから iQOS に切り替えさせてきた私ですが(って試しにどう?ってしただけですが)、色々とアイコスには思うところがありプルームテックを購入しました。
そこで誰かの役に立つと思いますので、プルームテックとアイコスを比較してみました。
iQOS vs Ploom TECH 比較一覧
私が気になったポイントを下記表にまとめてみました。
iQOS 2.4 Plus (iQOS 2.4) |
Ploom TECH | |
---|---|---|
スターターキット価格(税込) | ¥10,980 ¥9,980 |
¥4,000 |
たばこ1箱価格(税込) | ¥460 | ¥460 |
方式 | タバコ葉を加熱ブレードで加熱 | 水蒸気をタバコ葉にくぐらせる |
吸い方 | 電源を入れてブレードを加熱し吸い始める | 吸い始めれば吸える |
2本連続で吸うための充電時間 インターバル |
約4分間 約5分間 |
不要 |
旧来の紙巻きたばこ感 | 強い | 無い |
重さ(吸引可能状態) | 約20g | 約17g弱 |
ACアダプター | 5V – 2A | 5V – 1A |
保証 | 購入から6ヶ月。製品登録することで12ヶ月に。 IQOS プレミアムケア ¥2,500 というのもある |
購入から12ヶ月 |
iQOS vs Ploom TECH 1.価格
iOQS は価格が高めです。とはいえ、常にキャンペーンを実施しており、2017年6月現在では¥3,000 OFF になるみたいですね。(私が購入した時は半額くらいにだったはずですが)
また、関連部品(アクセサリー)が iQOS は全体的に高額です。例えば、ポーチに注目してみると、「iOQS ポーチ ¥3,980」に対して「プルーム・テック・ハードキャリーケース ¥1,590」です。まぁポーチに関して言えば無くても困らないので良いのですが、例えば吸う時に手に持ってる棒状のアレが壊れたと仮定すると
iQOSの場合
iQOS ホルダー ¥4,980
Ploom TECH の場合
スターターキット ¥4,000※
となります。(実際はどちらも在庫がね・・・)
iQOS vs Ploom TECH 2.方式の違い
iQOS
iQOS はタバコに刺した鉄のブレードによってタバコの葉を直接加熱する方式です。
加熱されるのは「葉」のみで、紙を燃やさないので有害物質が9割削減※できている、ということです。火を使わないことで実現できたこの仕組みですが、とはいえ吸い終わった後のタバコ葉は炭化し、煙も生じています。
この煙が臭いのがネックではありますが、慣れれば(慣れない人もいるけど)タバコに近い吸い心地を得ることが出来ます。
Ploom TECH
プルームテックはベイプなど従来の電子タバコの仕組みと似ています。従来の電子タバコはリキッド内にニコチンが溶け込んだものを利用したりしなかったり※でしたが、プルームテックはタバコの葉を利用している点が大きく違いますね。専用のリキッドが熱せられ、その水蒸気がたばこカプセルを通過することで従来の喫煙感に近付けようとしている。
iQOS vs Ploom TECH 3.吸い方
iQOS
たばこ(ヒートスティック)を iQOS ホルダーに挿した後、ボタンを押し電源を入れて加熱を開始します。10〜15秒くらいでしょうかね、葉が加熱されるのを待って、吸い始めることができます。
1本につき、だいたい5分程度喫煙可能ですが、iQOS ホルダーが弱ってくると3分台程度しか吸えなくなり、たばこを無駄にした感を感じます。
参考:iQOS ホルダー、オレンジ色ライト点滅。半年で寿命?もう3分しか吸えない
また、たばこの加熱待ち時間は別の良いのですが、このたばこを挿す時に「上手く刺さらない」時があります。上手く「サクッ」と刺さらずに加熱し、吸い始めても、「詰まってしまって全く吸えない」んです。そういった時にどうするかというと、たばこを付け替える(1本無駄にする)ことになります。
加熱ブレードが汚れていた、またはiQOSホルダー内が結露していたのか、はたまたたばこ(ヒートスティック)の作りが微妙なのか、原因はわかりません。
そして1本吸い終わったら、iQOS ホルダーを iQOS チャージャーに収納して充電をするのですが、充電が完了するまで4〜5分程度かかります。チェーン・スモーキングは出来ない仕様です。
Ploom TECH
たばこ(たばこカプセル)と、リキッドの棒をバッテリーにセットし、吸い始めれば吸えますし、吸うのを辞めたければそのまま辞めれば良い仕様。
2〜3口だけ吸って辞められますし、もっと吸いたければ1カプセル終わるまで吸い続けることも可能(50回程度吸い込み可能)。
私が持っていた従来の電子タバコは、iQOS と同じようにボタンを押してアトマイザー(だっけ?電熱線みたいなやつ)を加熱し、いい感じになってからでないと吸い始められなかったのですが、プルームテックは出会って5秒で的なノリでいきなり吸い始められます。これには驚いた。オートスイッチング万歳。
iQOS vs Ploom TECH 4.従来のたばこ感
従来の紙巻きたばこに近いのは明らかに iQOS です。「臭さ」も iQOS の方が断然強いです。といいますか、プルームテックはほぼ無臭ですね。
電子タバコを利用したことのある方ならわかると思いますが、プルームテックは、リキッドの水蒸気の味(甘いような甘くないようなアレ)が強く、従来の紙巻きタバコとは程遠いです。
それもそのはず、プルームテックのリキッドも従来の電子タバコようリキッド同様の「グリセリン、プロピレングリコール、トリアセチン、水」から構成されているようです。日本ではリキッドにニコチンが含有されたものを販売できないので、水蒸気をたばこ葉に通すことでニコチンを得るという形に電子タバコ(VAPE)を次のステージに進化させた形のものです。
現在紙巻きタバコを吸われてて、iQOS や プルームテックに興味のある方は、iQOS がおすすめかと思います。とにかく紙巻きタバコは喫煙者に対しても迷惑(臭いと灰)なので、値段が高いとかどうとか言っている場合じゃないでしょう。
いきなりプルームテックにすると、私の経験からすると元の紙巻きタバコに戻ると思います。
iQOS vs Ploom TECH 5.ACアダプター
iQOS の AC アダプターは出力が 5V-2A。
プルームテックの AC アダプターは出力が 5V-1A。
そこまで注意する必要はないのですが、iQOS は iPhone などの AC アダプターでは充電ができません。
プルームテックは電子タバコ(VAPE)が進化したもの
冒頭の表にはいくつか他に比較していますが、もうまとめに入ります。
プルームテック、従来の電子タバコが進化したものと考えると、
- (手軽に)ニコチンを摂取できる
- 値段が安い
- オートスイッチ
- リキッドを容器から注いだりする必要がない
- なのでリキッドがもれない(漏れにくい)
- 軽い
などなど良いことばかりですが、どこまでいっても「電子タバコ」といった感じです。従来の紙巻たばこを愛してやまない方は、悪臭を振りまきながらそのまま吸い続けるか、iQOS を選択した方が良いかと思います。
私は、最近また iQOS の調子が悪い(吸おうと思った時に充電されていない)というのもあり、丁度良いタイミングで入手できたのでプルーム・テックと iQOS を併用して、最終的にはプルームテックのみに出来たらなぁと思っているところです。
過去一度、電子タバコ(VAPE)に移行しかけ、その時は長続きしなかった経験があるのが不安ですが。
参考:電子タバコ始めました。VOLCANO INFERNO(ボルケーノインフェルノ)シルバーを購入
悪臭を振りまきながらとか悪意しか感じません。
鉄砲伝来から長い歴史があり、江戸町人文化の商家や吉原花魁も、プチブルジョア日本の煙草の文化は脈々と続いています。 匿名さん?の先祖のDNAは、多分ド田舎の貧乏どん百姓なんでしょうね・・・私の先祖は郷士でしたが、それがなにか??